クライミングチョークについて

クライミングチョークについて

クライミングチョークについて


 クライミングはクライミングシューズとチョークの2つの道具があれば始めることのできる気軽なスポーツです。今回はクライミングをする時に手に付ける白い粉チョークについて色々と解説していきたいと思います。


クライミング用チョークの役割とは

クライミング用チョークは手の滑り止めのために使うのですが、実はチョーク自体には滑り止めの効果はありません。では、どのような仕組みで滑り止めの効果を発揮しているのかというと、クライミング用チョークは「炭酸マグネシウム」から主にできています。この「炭酸マグネシウム」はとても吸水性に優れた性質を持っています。つまり、滑る原因となる手の汗を「炭酸マグネシウム」に吸い取ってもらうことにより、滑り止めの効果を発揮しているという仕組みだったのです。


チョークの種類


チョークのタイプは4種類に大別され、それぞれ異なる特徴があります。

・液体タイプ
炭酸マグネシウムをアルコールで溶かして液状にしたものです。液体なので指のしわまでチョークが馴染み、揮発性がよく、乾いた後に粉が飛散しにくいのが特徴です。よく手汗をかく人などにおすすめのチョークです。ただアルコールを含んでいるので、肌が弱い人や乾燥肌の人は手が荒れる原因になることもあります。

最近は下地材として活用することも増えてきており、液体チョークを付けて乾ききる前に粉末チョークを追加で塗布することも有効です。

【商品例】

Frictionlabs】 Secret Stuff

【PD9】クライミング用液体チョーク

【東京粉末】HIGH GARAGE

 

・粉末タイプ

粉末状のチョークで、通常、チョークボールと呼ばれるボール状の袋に入れて使用する場合もあります。チョークボールを使用することで付ける量が調整しやすく、チョークが飛散する量も抑えることができるので、クライミングジムなどの屋内でのクライミングに適しています。

置き型チョークバックの使用が主流のボルダリングでは、チョークボールを使用せず、直接チョークバッグに入れて使うこともあります。手のひら全体にまんべんなくチョークを塗布することができますが、チョークが飛散しやすいので、使用を禁止しているクライミングジムもあります。

【商品例】

【Black Diamond】White Gold Chalk Ball

【東京粉末】Pure

【GRASP】レギュラータイプ


・ブロックタイプ
石けんのような固形状になったもので、すり潰すようにしてつけることで、指のしわまでしっかりとチョークを塗布することが出来ます。岩場では、ティックマーク(ホールドをマーキングするための印)を付けるのに重宝します。チョークを付ける時に粉が飛散しにくく、また湿気を吸いにくいため年間通して安定した使用感です。


・チャンキータイプ
粉末タイプと適度にくずれたブロックタイプが混ざったもの。粉末を付けたり指先でブロックをつぶしながら付けられます。適度にほぐれた固形状になっているので、しっかりと指や手のひらに馴染ませたいという方におすすめとなっています。

【商品例】

【GRASP】WET Condition Chunky

【東京粉末】Super Black

 

クライミング用チョークの選び方


・肌質、手汗のかき方で選ぶ

 手汗をかきやすい「滑り手」の人は液体チョークや滑り手用の粉末チョークなどを選ぶのがおすすめです。手汗をあまりかかない「乾き手」の人はチャンキータイプやしっとりとした粉末チョークを選ぶのがよいでしょう。


・登る環境で選ぶ

 ジムなどの室内では、最近、アルコール入りの液体タイプを使用することが増えています。粉末タイプを使用する際には、チョークボールを使用するなどして、チョークの飛散防止に留意しましょう。

屋外の岩場などでボルダリングを楽しむ場合は、岩の状態や天候の様子を見ながら量を調整できる粉末タイプとチャンキータイプなどがおすすめです。


チョークについてご理解いただけたでしょうか。チョークは様々な種類があり、登る人の手汗のかき具合、登る時の気温、湿度などで相性のいいチョークなども変わってきます。相性のいいホールドなどもあり、登れない課題がチョークを変えただけで登れたなどの話も少なくありません。色々なチョークを使ってみて、ぜひ自分に合うチョークを見つけてください!


 

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